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2025.07.09

伊勢志摩トライアスロン大会

先週、伊勢志摩・里海トライアスロン大会に参加してきました。この大会は、私にとって特別な意味を持つイベントであり、コロナ禍で中止になった年を除けば、今年で実に5年連続の出場となります。毎年この時期が近づくと、伊勢志摩の美しい自然の中で自分自身の限界に挑戦できることに、胸が高鳴ります。

トライアスロンは、スイム、バイク、ランの3種目を連続して行う過酷な競技です。それぞれの種目に独自の難しさがあり、完走するためには肉体的な強さだけでなく、精神的なタフさも求められます。特に伊勢志摩のコースは、アップダウンの激しいバイクコースや、里山の風景が広がるランコースなど、変化に富んでいて、飽きさせません。しかし、それがまた挑戦しがいのある理由でもあります。

今年の大会も、天候に恵まれ、絶好のトライアスロン日和となりました。早朝から会場には多くの参加者と応援者が集まり、熱気と活気に満ち溢れていました。スタートラインに立つと、これまで積み重ねてきた練習の日々が走馬灯のように脳裏をよぎります。そして、スタートの合図とともに、一斉に海へと飛び込んでいきました。

スイムは、波もなく穏やかで、比較的スムーズに泳ぐことができました。しかし、バイクパートに入ると、伊勢志摩特有のアップダウンが容赦なく体力を削っていきます。それでも、沿道の応援や、同じ目標に向かってペダルを漕ぐ仲間たちの姿に励まされ、前へと進み続けました。そして、最後のランパート。すでに疲労困憊の体でしたが、ゴールを目指して一歩一歩、確実に足を進めました。

結果として、今年もなんとか完走することができました。しかし、正直なところ、自分のパフォーマンスには満足していません。なぜなら、毎年少しずつですが、タイムが落ちてきているからです。完走できたという達成感はもちろんありますが、同時に、もっと速く、もっと強く、という思いがこみ上げてきます。

大会後、自分のレースを振り返り、何が足りなかったのか、どこを改善すべきなのかをじっくりと考えました。トレーニング方法の見直しはもちろんのこと、日々の生活習慣や食事にも意識を向ける必要があると感じています。来年、再びこの伊勢志摩の地でスタートラインに立つ時には、今年の自分を上回るパフォーマンスを見せたい。そのために、これから一年間、新たな気持ちでトレーニングに励んでいこうと決意を新たにしました。

トライアスロンを通して得られるものは、単に肉体的な成果だけではありません。目標に向かって努力する過程、困難を乗り越える精神力、そして、多くの人々との出会いや絆。これらすべてが、私にとってかけがえのない財産となっています。来年の大会では、タイムアップを目指すだけでなく、伊勢志摩の美しい自然を楽しみながら、一歩一歩、自分自身の成長を実感できるレースにしたいと思っています。引き続き、応援していただけると幸いです。