皆様、こんにちは。
株式会社大中環境、代表取締役の中島正則です。
日頃より、私どもの事業にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。さて、今回のブログでは、先日、ここ地元一宮が誇る「おりもの感謝祭 一宮七夕まつり」の後に、ハウスメンテナンス様と合同で行った清掃ボランティア活動について、皆様にご報告させていただきます。
活気の後の静けさと、私たちが向き合うべきもの
日本三大七夕まつりの一つにも数えられる「一宮七夕まつり」は、言うまでもなく、この街の夏の風物詩であり、地域に暮らす私たちにとって大きな誇りです。きらびやかな七夕飾りが風にそよぎ、多くの屋台が軒を連ね、子どもからお年寄りまで、たくさんの人々の笑顔で溢れかえる数日間。その活気と熱気は、街に大きなエネルギーを与えてくれます。
しかし、その輝かしい祭りの後には、どうしても目を向けなければならない現実があります。それは「ゴミ問題」です。多くの人々が集まれば、当然ながらゴミも多く出ます。楽しい時間の後、ふと足元に目をやると、心ない一部の方によって残されてしまったゴミが散見されるのは、非常に残念なことです。
私たち大中環境は、日頃から環境整備に関わる事業を展開しているからこそ、この街の「きれい」を守りたい、という想いを人一倍強く持っています。そして、この想いにご賛同くださったのが、住宅の維持管理を通じて快適な暮らしを支えるプロフェッショナルである、ハウスメンテナンス様でした。同じく地域に根差し、皆様の暮らしに貢献することを目指す企業として、共に汗を流せることを大変心強く感じました。
拾い集めたゴミ、見えてきた課題と希望
祭りの熱気が冷めやらぬ早朝、私たちは一宮駅周辺に集まり、清掃活動を開始しました。ペットボトルや空き缶、食べ物の容器、たばこの吸い殻…。一つひとつゴミを拾い集める作業は、決して楽なものではありません。しかし、ゴミ袋が満杯になっていくにつれて、私たちの心もまた、不思議な充実感で満たされていきました。
汚れていた場所が、みるみるうちに本来の美しい姿を取り戻していく。この達成感は、何物にも代えがたいものです。活動中には、通りかかった地域の方から「朝早くからご苦労さま」「ありがとう」といった温かいお声がけもいただきました。その一言一言が、私たちの活動の大きな励みとなりました。
この活動を通じて改めて感じたのは、「拾う人がいるから、捨ててもいい」という考えは決して成り立たない、ということです。美しい環境は、誰かが与えてくれるものではなく、そこに住む私たち一人ひとりの小さな心掛けによって、初めて守られるものです。お祭りを楽しむ気持ちと同じくらい、楽しんだ後の「跡始末」への意識を、社会全体で高めていく必要性を痛感しました。
企業連携で育む、地域への貢献
今回、快く合同での活動にご参加くださったハウスメンテナンス様には、この場を借りて心より感謝申し上げます。一社の力は小さくとも、同じ志を持つ企業が手を取り合うことで、より大きな力となり、地域への貢献の輪を広げていくことができる。今回の協業は、その可能性を改めて示してくれた素晴らしい機会でした。
今後も、ハウスメンテナンス様をはじめ、地域の様々な企業や団体の皆様と連携し、私たちにできる社会貢献活動を積極的に続けて参りたいと考えております。
最後に
大中環境は、「人と自然の共存」を企業理念に掲げ、事業活動を行っております。ゴミ拾いという活動は、その理念を実践する上での原点であるとも言えます。
美しい街は、私たちの心の豊かさを映す鏡です。この素晴らしいふるさと一宮を、未来の子どもたちへ美しい姿で引き継いでいくこと。それこそが、地域に生かされている私たち企業の大きな責任であると、改めて胸に刻んだ一日でした。
今後とも、株式会社大中環境の活動にご理解ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
株式会社大中環境
代表取締役 中島 正則